道具の基礎

道具の活用は、本ゲームの基本かつ重要な要素ですので、しっかりと理解してください。

コマンド

「道具」に対してできることは、すべてコマンドで表されています。
コマンドを選択して実行することで道具を使用できます。

以降では、いくつかの道具種別に共通する代表的なコマンドをいくつか紹介します。

投げる 道具を前方に向かって投げます。
道具が敵や壁にあたると、何らかの効果が出ることがあります。
装備 道具を身につけます。
道具の種類別に装備箇所が違います。
置く 足元に道具を置きます。
足元に既に道具がある場合は、代わりに「交換」が表示されます。
拾う 足元の道具を拾うことができます。
  • 「拾う」にはターンを消費しません
  • 稀に床に張り付いて拾えない道具があります
交換 手持ちの道具1つと足元の道具を交換します。
足元の道具を拾い、選択した道具を足元に置く操作を1ターンで行えます。
説明 道具の詳しい説明とウンチクを見ることができます。
説明が複数ページにわたる場合は、方向キー左右でページを切り替えられます。
御霊 御霊を持っている装備品に表示され、その御霊の性能を表示します。
御霊を持っている道具は、合成の材料にすることで別の道具に御霊を移すことができます。
道具の合成

道具の状態

修正値

道具名の横に「+○○」「-○○」とついている場合、
道具がその値の分だけ強化・弱体化していることを表しています。
  • 修正値は道具や罠、敵の能力などによって増減します。
  • 修正値による道具の性能の変動量は、道具によって異なります。
  • 道具によっては、修正値を消費して能力を発動させるものもあります。

呪いと信仰

道具の中には、たまに神性の力や呪いの力がこもっていることがあります。
これらが宿っている道具を使うと、その力によってよいことや悪いことがあります。
具体的には以下のとおりです。
呪い 信仰
  • 使うことができなくなる
  • 装備すると外せなくなる
  • 特殊能力が発動しなくなる
  • ふたが開かなくなる
  • 使ってもなくならなくなる
  • ダメージ・回復量・パラメータ上昇量が強化される
  • 道具の破壊を防ぐ
  • 魔力を消耗しなくなる
呪いは、一部の道具や敵の能力で解くことができます。
信仰は、恩恵が何回か発動するとなくなります。

攻撃属性による状態異常

敵が属性を持っている場合、その影響で道具に悪影響が出ることがあります。
氷属性:冷凍 飲み物が1つ凍る。凍った飲み物は飲めなくなる。投げつけて使うことはできる。
フロアを進むと自然に解除される。
水属性:濡れ 本が1つ濡れる。濡れた本は読めなくなる。投げつけて使うことはできる。
フロアを進むと自然に解除される。
雷属性:静電気 箱が1つ静電気を帯びる。静電気を帯びた箱はふたが開かなくなる。
フロアを進むと自然に解除される。
火属性:焼け 食べ物が1つ焼ける。元には戻らないので注意が必要。
焼けすぎると消し炭になってしまう。そうならないうちに食べてしまうのが得策。

未識別状態

ダンジョンに落ちている道具の中には、名前や修正値などがわからないものがあります。
これらの道具の正体をなんとかして見極める必要があります。
一度見破ると、同名の道具全てが識別状態になります
早めに正体を見破っておくに越したことはないでしょう。

正体を見破る代表的な方法は以下のとおりです。

使ってみる・装備してみる

装備品を装備したり、飲み物を飲んでみたり、スペルカードを宣言したりなど、
実際に使ってみることで識別ができます。
ただし、正体が自分に不利な道具だったり、呪いがついていたりすると、余分なリスクを抱えることになります
よく考えて行いましょう。
また、本・弾幕は直接的には識別できませんが、識別補助システムで識別されることがあります。

識別用の道具を使う

覚識「森近霖之助」など、道具を識別する効果を持つ道具を使う方法です。
安全かつ確実ですが、道具がないとどうにもなりません。

推理する

正体がわからなくても、道具の特性自体は、その道具の通りになっています
道具に表示されるコマンドや、投げた時の挙動、装備時効果などから、正体を推理することも不可能ではないかもしれません…
未識別状態の道具には、「名前」コマンドで独自に名前をつけられますので、識別の助けにしましょう。

識別補助システム

本や弾幕などは撃つ・読むだけでは識別されませんが、ヒット時の効果から効果を予測できる場合があります。
このとき、条件が揃えば美鈴が自動的にアイテムを識別状態にしてくれます
(発動時に「○○は…××かな?というメッセージが出ます)
※この機能はダンジョンに入るときにOFFにすることができます。

※修正値・状態が未識別状態の場合、パラメータが未確定であることを()書きで表します。

道具の合成

複数の道具を組み合わせて、より強力な道具を作ることができます。

濃縮合成

同じ種類の「スペルカード」「飲み物」「食べ物」「本」を合成し、
効果や使用回数を上げる合成を濃縮合成といいます。
  • 「飲み物」「スペルカード」「食べ物」を濃縮合成すると、合成した個数に応じた修正値がつきます
  • 濃縮合成による修正値の増加は少し複雑で、同種の道具2つを合成すると、
    道具の効果が倍になるように修正値が加算されます
    • 回復量が修正値+1につき100%増える道具を2つ濃縮合成すると、修正値は+1される
    • 回復量が修正値+1につき50%増える道具を2つ濃縮合成すると、修正値は+2される
  • 「本」を合成すると、魔力残量が合計されます。 ※実はちょっと色がつきます。

御霊合成

道具のの中には、長年使い込まれたり思いが込められたりして、魂が宿っているものがあります。
この「御霊」を1つの装備品に宿らせることを御霊合成といいます。
  • 御霊の憑り代にできるのは装備品だけです。
    したがって、御霊を合成する場合は装備品をベースにする必要があります
  • 装備品以外にも御霊を持っている道具があります。
    これらは、装備品をベースにした上で合成することで、装備品に御霊を移動できます。
  • 各装備品には、御霊を保持しておける容量を表す「スロット」というパラメータがあります。
    消費するスロット量は御霊ごとに決まっており、装備品の残りスロットを超えて御霊を合成することはできません。
    装備品のスロット数は、「説明」の2ページ目に記載されています。

カクテルの作成

混酒の箱を用いて、「飲み物」の成分を抽出・混合して別の飲み物を作ることができます
カクテルは合成の箱や「河城にとり」では作成できません
ヒント:混酒の箱は床に張り付いて拾えません

飲み物のマテリアル

混酒の箱は、飲み物に含まれている「春」「夏」「秋」「冬」の4つのマテリアルを混ぜあわせることでカクテルを作ります。
飲み物に含まれているマテリアルは、「説明」で「マテリアル」のページを参照することで調べられます。
なお、未識別の飲み物は、正体にかかわらず全マテリアルが1として扱われます

また、混酒の箱には「副材料」として、ランダムでいくつかのマテリアルが封入されています。
場合によっては、空の水筒1つで飲み物が作れることもあります。

カクテルの作成手順

1.混酒の箱に飲み物を入れる。

混酒の箱には、飲み物(混酒の箱で作ったものも含む)と、
空の水筒を入れることができます。
この時点では、出し入れは自由です。

2.混酒の箱を「開ける」。

カクテル作成画面が表示されます。
①材料 入れた飲み物の一覧です。
②マテリアル 各マテリアルの残量と、水筒の残量です。
これを消費してカクテルを作ります。
③カクテルリスト 入力したカクテルの一覧と、選択肢が表示されます。

3.「レシピを見る」を選び、作りたい飲み物を選択する。

「レシピを見る」を選択し決定することで、
箱に入れたマテリアルで作成可能な飲み物の一覧が出ます。
作りたい飲み物を選択し、決定することで、
カクテル作成画面のカクテルリストに並びます。
  • ある飲み物に含まれているマテリアルの量 = その飲み物を作るのに必要なマテリアルの量 となります。
    マテリアルがある限り、いくつでも飲み物を作ることが可能です。
  • マテリアルの量が十分にあれば、修正値つきの飲み物も作れます
    マテリアル量が、元来の飲み物の必要マテリアルの何割増かあれば作成可能になります。
  • 飲み物を1つ作成するごとに水筒(「筒」で表記)を1つ消費します
    「筒」が足りない場合はマテリアルが余っていても飲み物は作成できません。
    「筒」は飲み物、もしくは空の水筒を1つ入れるたびに1本ストックされます。
    但し「つめかえ」のついた飲み物は「筒」としてストックされません。
  • 一旦カクテルリストに入った飲み物をキャンセルしたい場合は、
    キャンセルしたい飲み物にカーソルを合わせて、キャンセルボタンを押します
    「レシピを見る」「作る」の上でキャンセルボタンを押すと、リストの一番下の飲み物をキャンセルします。
  • カクテルリストに飲み物が1つもない状態でキャンセルボタンを押すと、
    カクテル作成画面から抜けることができます。
    この場合、箱は使用不能にならないので、材料を変更したいときなどにお使いください。

4.「作る」を選択する。

作りたい飲み物を全て入力し終えたら、「作る」を選択、決定します。
その後混酒の箱を「のぞく」と、作成したカクテルが入っているので、
取り出して持ち運びましょう。
  • 混酒の箱で作った飲み物には「つめかえ」の表記がつきます。
    この水筒はなぜか壊れやすくなっており、
    「飲んだときに空の水筒が出ない」
    「混酒の箱に入れたときに水筒がストックされない」
    というデメリットがあります。